2024/11/27 08:28
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
2007/05/19 09:07
|
道路を80キロの制限速度で、男が運転していた。 すると、助手席に座っていた男の妻が意を決したように話し始めた。 「あなた、わたしたち、今年で、結婚10周年ね。それなのに、とっても申し訳ないんだけど、あなたと離婚したいの」 夫はそれを聞くと、何も言わず、黙ってアクセルを踏んだ。車の速度は時速90キロにあがった。 妻が言った。「怒らないで、あなた。実は、あなたの親友のジミーと私、しばらく前からつきあってるの。 彼のアレって、とっても情熱的なの・・・。それは私たちの結婚生活にはなかったものよ」 夫は押し黙ったまま、さらにアクセルを強く踏み込んだ。 妻が続ける。 「自宅と土地の名義、それに株式は私のものにしたいの。あなたには現金があるでしょ・・・これって公平でしょ?」 妻がそう言うと、車の速度はさらに100キロにあがった。 妻はそれには構わずに続けた。 「あ、子供の養育権も、もちろん私のものよ。あの子も私になついてるし・・・」 車の速度は120キロにもなり、路肩をはずれたかと思うと、道路脇にあるコンクリートのビルのほうに向かって走り始めた。 妻が言った。 「あなたの方で欲しいものは、ほかに何かあるかしら?」 夫がようやく口を開いた。 「いらない。本当に必要なものは、こちらにあるから」 「本当に必要なものって?」 妻が不審げに尋ねた。 車の速度が140キロになり、コンクリートのビルに衝突しようとする目前、夫が答えた。 「こちらにはエアバッグがあるのさ!」 PR |
|
トラックバックURL
|
忍者ブログ [PR] |